設問47 最近「集団ストーカー被害」を訴えるものが増えていますが、そのことも統合失調の「軽症化」と関係していますか?
回答 「集団ストーカー被害」を訴えるものが増えていることには、統合失調も含めて、攻撃を仕掛ける捕食者的存在の戦略の変化が影響している可能性がある。食糧源である、否定的感情エネルギーの収奪という観点から言っても、結局は「解体」してしまうような統合失調の場合より、長い間、「妄想世界」に閉じ込めておくことで、より長い間否定的感情エネルギーを収奪できる「集団ストーカー被害」の方が好ましくなっている可能性がある、ということである。
それが、全体として、典型的な統合失調の減少、すなわち「軽症化」に貢献しているとは言えるが、それは、決して、前より「厄介」でなくなったのではなく、むしろ社会的には、より困難な問題を引き起こし得る。
解説 設問38及び39で、最近は、「集団ストーカー被害」を訴えるというものが増えて来たことをとりあげ、それが統合失調の場合とどう違うのか説明しました。統合失調と共通する点もあるのですが、「集団ストーカー被害」の場合、統合失調状況に入っているとは言えない場合が多く、ネットで類型化されている強固な「妄想」を共有しているため、「解体」の様相は見られないことが多いのでした。
しかし、「集団ストーカー被害」の場合にも、統合失調の場合と同様、捕食者的な存在の働きかけを受けている場合があり、その場合には、捕食者的な存在は、統合失調とは違った戦略で対していると解されるのです。声を聞かせるとか、かなり強烈な攻撃を仕掛けるということでなく、周りの人間を使ったり、共時性現象を演出して、多くの者に,理不尽な「嫌がらせ」を受けているという思いを抱かせ、「集団ストーカー被害」という抜け出すことの難しい「妄想世界」に閉じ込めようというものです。
捕食者的存在は、恐怖等のネガティブな感情エネルギーを食糧源にしているので、それを収奪するべく、仕掛けてくるわけですが、統合失調の場合、確かに、強力な攻撃により強い感情エネルギーを収奪できる反面、「解体」してしまえば、それは言葉は悪いですが、「食いカス」のようなもので、もはや用済みとなってしまいます。もちろん、捕食者的存在も、いっぺんに解体に向かわせるようなことはせず、じわじわと継続的に攻撃を仕掛けるのですが、それでも、いずれは「解体」してしまうとすれば、それ以上の収奪は望めません。また、統合失調の場合、病院等に隔離され、薬漬けにされることが多いわけですが、そうすれば、収奪すべき否定的な感情エネルギーの質も落ちてしまいます。
ところが、「集団ストーカー被害」の場合は、個々の攻撃そのものは、それほど激しいものではなく、一度に多くの否定的な感情エネルギーを収奪するには適していないでしょうが、継続的に長い間、「妄想世界」に閉じ込めることによって、「解体」せずに、長い間、否定的エネルギーを収奪できるのです。また、他に明らかな異常が見られないので、病院等に「隔離」されるということは少なく、感情エネルギーの質が落ちることもありません。さらに、社会の中で生活することで、様々なトラブルや軋轢を、周りの者との間に生み出すこともできるのです。
これらのことから、設問39でも述べていたように、最近の傾向として、統合失調の場合も含めて、攻撃を仕掛ける捕食者側の戦略が変わってきているという可能性があるのです。統合失調的に結局は「解体」を導くようなやり方よりも、集団ストーカー的にいつまでも「妄想世界」に閉じ込めさせて、そこから抜け出せないようにすることの方が、好ましいものになって来ている可能性がある、ということです。
統合失調の者に対する「捕食」のあり方は、我々の場合に当てはめてみるならば、「狩猟」に似ています。捕食者的存在は、一方で、社会という「檻」の中に囲っている多くの者から、否定的な感情エネルギーを収奪していますが、それは、我々の場合の「牧畜」に相当します。しかし、統合失調の者は、「野生」というわけではないですが、社会という「檻」からは逸脱する傾向が強く、それらの者は、いわば個別的に捕らえられて、優先的に「捕食」の対象となるのです。
しかし、ちょうど、我々が現在、食糧不足や、絶滅の危惧のため、一般に自由な「狩猟」を差し控えているのと同様、捕食者的存在も、統合失調的に「自由」な「狩猟」をなるべく差し控えて、「集団ストーカー的な捕食」のようなあり方に、移行しているのではないかと思われるのです。
ただし、それはあくまで、全体としての傾向であって、今後、典型的な統合失調に陥る場合がなくなるということではありません。また、「集団ストーカー被害」というのも、現在採用されている一つの具体的な戦略のあり方に過ぎず、今後もその方法がとられ続けるとは限りません。
そういうわけで、このような戦略の変化は、解体をもたらすような、典型的な統合失調の減少をもたらし、全体として統合失調の「軽症化」に貢献しているとは言えるでしょう。しかし、そのような変化によって、「集団ストーカー被害」のような「妄想世界」に閉じ込めることが多くなったとしても、それが前に比べて、「厄介」でなくなったということではありません。
むしろ、社会的には、より「厄介」で対処の難しい問題となる可能性があるのです。そして、それは、今後ますます、よりはっきりした形で、目にみえるものとなって来ると思われます。
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