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2021年11月13日 (土)

『ブログの趣旨』の更新と「未知の状況と認める」ということ

サイドバー最上部の『ブログの趣旨』を、部分的に更新したので、報告しておきます。

私のブログの特徴として、これまで、自分の体験を詳しく述べていることと、それに基づいて、根源的、総合的な考察をしていることを、端的に挙げていました。

しかし、本当に私のブログの特徴、あるいは利点と言うべきなのは、私が、無意識領域で体験していたことも、後に意識化することによって、意識に上らせ、そこで明白になったことも、考察の基礎として参照していることです。そのようなことは、他では、なかなかないことであるし、そのことによってこそ、「統合失調」状況とはどういうものであるかが、明白になっているのです。

そして、もう一つは、(もちろん「治療」などではなく)それに基づいて、本人自身が、「統合失調」状況をくぐり抜けるにあたって、どのような「対処法」をとり得るかを、詳しく述べていることです。

これらのことを、初めて私のブログを訪れる人にも知っておいてもらいたいので、今回、書き加えておきました。

ところで、その対処法のところでは、「「(これまでの経験上、体験したことのない)未知の状況」であることを、率直に認めたうえで、できる限りの対処をしていく」という風に、述べています。そこでは、何よりも、「(これまでの経験上、体験したことのない)未知の状況」と認めることこそが、重要なポイントとなることを、改めて強調したいと思います。

「未知の状況と認める」とは、「これまでの経験上に、起こっていることを捉えようとしても、できない」ということ、つまりは、「分からない」状況であることを、率直に認めることです。

「組織に狙われる」とか「電波を仕掛けられる」、「思考を盗まれる」などの「妄想」は、起こっている状況を、「未知の状況」と認められずに、これまでの経験の延長上に解釈することから、起こっているのです。本当に、「未知の状況と認める」ことができれば、そのような解釈はとりようがなく、また、精神医療に委ねることにも意味がなく、ただ起こっていることを虚心坦懐に観察して、できる限りの対処をしていくしかないことに、嫌でもなるのです。

しかし、一般に、そうはならないのは、逆に言えば、そうすることが、いかに難しいことかということです。「未知の状況と認める」ことができないために、妄想のような「あがき」が起こり、また、精神薬のような物質的な手段で無理やり抑え込むしかないということになるのです。

そもそも、「これまでの経験上の捉え方」という枠組みを提供しているのは、近代社会の「ものの見方」あるいは「文化」です。それは、科学など、物質的なものに基づく、経験的、客観的な方法により、あらゆることが理解できるものであるかのような、発想に基づいています。精神医学というのも、その延長上にあります。

しかし、その枠組みこそが、実際に起こっていることを捉えるのに、大きな制約を課しているのです。だから、「未知の状況と認める」ということは、そういった枠組みを突き崩して、改めて状況そのものと、いわば「裸のまま」、向き合うことを意味するのです。しかし、それは、恐ろしいことなので、難しいことになるのです。

私のブログでも、考察の部分で、そのような近代の発想と、精神医学の発想が、 動機に基づいた、イデオロギー的なものとして、根源的に問われていますが、それをしないと、実際の状況下で、「未知の状況と認める」ということ自体が、起こり難いからです。

また、最近の記事『『精霊に捕まって倒れる』-精神の病と異文化の問題』でもみたように、「統合失調」状況を捉えるということは、まさに、「文化」の問題となるのです。近代という、一つの文化の発想自体が問われる事態ということです。

モン族などの先住民文化では、「統合失調」状況の捉え方が、近代の発想とは違って、物質を超えた霊的なものの視点を含んでいるし、排除されないので、経験上必ずしも,未知の状況とも言えないものになります。ただし、それも、一つの「文化」としての「見方」であることに変わりはないので、ただそれを、無批判に受け容れればよいということにはなりません。

やはり、近代という文化の中にいる限りは、一旦は、「未知の状況」と認めたうえで、その状況と虚心に向き合うことで、新たな捉え方を自ら見出していくしかないと思われるのです。

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