米UFO調査機関新設の意図
先般、米国防総省がUFO調査機関を新設したことを発表した。(BBCニュースの記事、デジタル朝日の記事 参照)
記事『米メディアの報道記事2つ』でみたように、米国防総省は、2017年に海軍航空機の撮ったUFO動画を公開しており、それに伴って、2007年以来UFO調査を行っていたことを認めたのだった。それは、5年後に閉鎖されたというのだが、今回の発表では、改めて、再び、正式に、UFO調査機関を新設したということなのである。
今回の発表は、この海軍航空機の撮ったUFO動画の公開と、明らかに連動してなされており、言い換えれば、海軍航空機の撮ったUFO動画の公開は、今回の発表の伏線だったということになる。
そもそも、米国は、1952年に「プロジェクト・ブルーブック」という空軍のUFO調査機関を設置していた。しかし、1967年に、「UFOが米国の脅威となる証拠はなかった」等として、以後調査の必要なしとし、調査を打ち切ったことになっている。
しかし、記事でも述べたように、それは、表向きのことで、情報公開法に基づいて公開された資料からも、実際には、極秘にUFO調査を続けていたのが明らかである。つまり、表向きは、UFOは「脅威ではない」、「調査の必要はない」と言い、国民の関心を退けつつ、実際には、(独自の関心から、「脅威」と「必要性」を認めるからこそ)極秘の調査に切り換えたわけである。
このように、これまで米国は、独自のUFO調査を、かなり長い間行って来たのである。そして、グリア博士の「公開プロジェクト」で明らかにされたように、米国あるいは、少なくとも、超国家的な、「非認可」の特別プロジェクトのチームには、UFOは宇宙人の乗り物であり、宇宙人は既に地球にいて、様々な活動をしていることが、判明しているのである。(記事 『「公開プロジェクト摘要書」について』、『『非認可の世界』- UFO、宇宙人情報の開示』参照)
このように、これまでUFO調査を極秘に行って来て、もはや多くのことが判明しているにも拘わらず、ここに来て、米国が、あえてUFO調査機関を新設する、あるいは、そう発表することの意図は何なのだろうか。
これは、明らかに、表向きのアピールであり、米国民さらには世界に向けてのアピールである。意図としては、2つの方向が考えられる。
1つは、もはや、UFOを極秘で扱うことが困難、あるいは、時代的にふさわしくなくなったので、今後UFO情報を公開するための伏線という方向。
2つは、真にUFO情報を公開する意図などはなく、むしろ、米国民さらには世界に向けて、宇宙人の脅威を煽り、宇宙軍などの軍事的な拡張の必要と、さらに世界統一政府の必要を誇示するという方向。つまりは、支配層の政略的な意図。
1の方向であることが望まれるし、その可能性はないわけではないのだが、実際には、2の方向である可能性が高いと言わざるを得ない。
元FBI捜査官デソーザも、海軍航空機の撮ったUFO動画は、実際には地球製の秘密兵器ドローンで、その公開は、宇宙人の脅威を演出するためと言っていた。(記事『元FBI特別捜査官の語る暴露話』参照)
また、最近、みなみさんのチャネルする宇宙人アシュタールも、米国のUFO調査機関の新設について、宇宙人の脅威を煽り、世界統一政府を目指すものということを言っている。( https://ameblo.jp/kuni-isle/entry-12712542162.html )
コロナ騒動でかなり長い間、支配層の権力強化(一般人への制限の強化)がなされ、さらに今後、新たな変異株による拡大が見込まれる状況だが、だからと言って、それだけで、現在、一気に、世界統一政府に結びつくというような状況ではない。
「UFO=宇宙人」は、世界全体に関わる、より強力な「脅威」として、いわば、取っておかれたもので、支配層は、今こそ、それを「解き放つ」ときと踏んでいるものと解される。冷静に対処されると、「UFO=宇宙人」の脅威などは、あまり功を奏さない可能性があるが、コロナ騒動の混乱下では、より恐怖を訴えかける効果が高まるのだ。
今回の、UFO調査機関新設の発表では、明確に、「関連する脅威を抑える」ためということが言われている。かつての調査機関「プロジェクト・ブルーブック」は、「脅威となる証拠はない」として閉じておきながら、ここに来て、明白にそれを翻したのである。
UFOとは、本来、「未確認飛行物体」の意味だから、そこには、敵国の正体不明の秘密兵器なども含まれる。現在、科学技術の飛躍的な発展により、中国やロシアなどの秘密兵器の脅威が改めて強調される事情があるのは確かだろう。しかし、既に述べたように、長年の調査で、少なくともUFOの一部は、「宇宙人」のものであることが分かっているし、UFOの調査と銘打たれる以上、多くの人が、「宇宙人」と関連づけて捉えることは当然である。
そこで、「関連する脅威を抑える」というのには、明らかに、「宇宙人」に対する脅威が、含意されることになる。
何度も言っていることだが、支配層は、現在、支配力を失う可能性に脅え、追い込まれている状況なので、ここで一気に、世界的な統一に向けて、支配力を強める策を打ちたいのである。
また、グリア博士も言うように、本来多くの「宇宙人」は、地球に敵対的なものではなく、むしろ、地球に敵対的な宇宙人を抑制しようとする勢力もあるから、支配層と結びついた宇宙人は、それらと地球人が手を結ぶことを恐れている。だから、記事『「人間の支配層の陰謀」と「地球外存在」の影響』でも述べたように、「宇宙人は敵対的なもの」というイメージを広めたいし、さらには、ホログラフィ技術などを用いて、「宇宙人が地球を侵略する」という「演出」をも、企てているようなのである。
今回の発表は、そのようなことに向けての伏線として、重要な意味があると言うべきなのである。
「宇宙人」について、地球に友好的なものと、期待して決めつけるのも愚かだが、敵対的なものと決めつけるのも、視野狭窄で、支配層の戦略に乗せられるだけである。私は、宇宙人のチャネリング情報をとり上げたりもしているが、それには、そういった、(地球に友好的というよりも、何らかのアドバイスを意図する)宇宙人もいることを知ることも、バランス上重要ということもあるのである。
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最近世界に比べて異様なほど日本の感染者数が減っていますね。
前回こちらにコメントした時は、急激に感染者数が増えているのに危機感が足りないと苦言を呈しましたが、その時に比べてずっと人数が減っているのに、明らかに前回よりみんな浮かれず慎重に行動しているのが見て取れます。
世界の様子と比べて感じるのは、前回のコメントにも書きましたが、みんなが「元に戻ろうと思わない」という気持ちが大きいからではないでしょうか。
できないならできないで、できることをする。
日本人の柔軟な強かさがよく出ていると思います。
今回宇宙人についての記事ですが、ひふみ神示に、
…天災ばかりでないぞ、上も潰れるぞ、下も潰れるぞ、つぶす役は誰でも出来るが、つくりかためのいよいよのことは、神神様にも分りては居らんのざぞ、星の国、星の臣民今はえらい気張り様で、世界構うやうに申してゐるが、星ではダメだぞ、神の御力でないと何も出来はせんぞ、
とあります。
この星の臣民を星条旗の星と捉えるか、宇宙の星と捉えるかの問題がありますが、私はどちらにも当てはまるのではないかなぁと思っています。
高度な宇宙人がどうにかするならとっくの昔にしてますからね。
最近は地球製のUFOも飛び回っているとか聞きます。
もちろん何がしかの技術やアドバイスはやり取りしているのでしょうが、結局地球の問題は地球人が解決しなければ意味がないということだと思います。
投稿: 名無し | 2021年12月 7日 (火) 16時49分
コメントありがとうございます。
もはや、浮かれている人はいないでしょうね。ただ、「元に戻ろうとは思わない」とまで思いきっている人は少なく、収束するかと思われた先の第5波の影響が強くて、今の状況でもまた来るに違いないと思っている人が、多いのだと思います。実際、オミクロン株の報道がされていて、その思いは強まっていると思います。
要は、広まっていない状況下でも、「いつまた来るか」という恐怖を行き渡らせたわけで、騒動を起こす側の戦略がうまくいっているということだと思います。
ひふみ神示の「星ではダメだぞ」の「星」は、「宇宙人」なのだと思います。実際、宇宙人でも、今の状況の解釈や今後の方向については、かなり異なった見方をしているし、本当に、分かっているわけではないと言うべきです。もちろん、直接手を下すことは、「自由意志への介入」になるということもあります。
「神」なら、すべて分かるのかもまた問題ですが、「結局地球の問題は地球人が解決しなければ意味がない」というのは、全くそのとおりと思います。
投稿: ティエム | 2021年12月 7日 (火) 17時59分
すいません。前のコメントでは、直感的に「星」は「宇宙人」を表わしていると述べましたが、改めて、「星の国、星の臣民今はえらい気張り様で、世界構うやうに申してゐるが」のところを読んでみると、これは当時の時代も考えれば、「アメリカ」のことなのでしょうね。ただ、「神々様にも分りては居らん」を重視すると、「宇宙人」も含めることは可能と思います。「どちらにも当てはまる」が正しいと思います。
名無しさんはもちろんお分かりと思いますが、多くの人のために補足しておくと、こう言うからと言って、「宇宙人がダメ」だとか、「神々がダメ」ということではありません。宇宙人や神々なら何でも知っているとか、地球のことを構ってくれるとか、頼ったり、依存することがダメだということなのです。
悪意あるものは除きますが、地球という狭い視野の中にいる我々にとって、その視野では見えないものに気づかせてくれたり、そのようなあり方を変えるきっかけを与えてくれたりすることは可能で、そのアドバイスに耳を傾ける意義は十分にあります。
投稿: ティエム | 2021年12月 7日 (火) 23時07分
>前回のコメントにも書きましたが、みんなが「元に戻ろうと思わない」という気持ちが大きいからではないでしょうか。
前回は「元に戻ろうと思わないように」と書いたんですよね。
ただ単に恐怖心から来る「元に戻れないんだ」ではなく、「社会の見直し」という意味が理想なんですけどね。
オミクロン株に関しては、テレビで煽っている程、少なくとも私の周りでは恐怖心を抱いている人は見かけられません。
全体の感染者数が落ち着いているからか「冷静に」見ている感じです。
「冷静に」は重要ですね。
それにしても、13種類目?なんですよね?デルタとラムダは聞きましたが他は知らない間に増えてました。
騒ぐものと騒がないものの違いがイマイチよく分かりませんね。
宇宙人の補足ありがとうございます。
私はこういった気の使い方ができなくて。
「星の臣民」は、私も普通に宇宙人のことと思いました。
私が神示を手にしたときは、今ほどチャネリングなどどいうのは一般的でなかったのですが、目にしたことはあったので。
ただ、昔は特に「アメリカは世界の警察」とまで言われていたので、普通は星条旗の方を思うんだろうなと、ある意味そちらも当てはまるには当てはまりますから。
ただ、神示内に「メリカ」という記載があるので、やはり宇宙の星の意味が強いと思います。
神界を含めた「三千世界」の改造ですから、規模が違いますからね!
すみません、つい「ひふみ神示」を中心語ってしまいました。
>宇宙人や神々なら何でも知っているとか、地球のことを構ってくれるとか、頼ったり、依存することがダメだということなのです。
正にその通りだと思います。
投稿: 名無し | 2021年12月 8日 (水) 18時13分