バシャールのウイルスと免疫に関する言葉
前回、新型コロナウイルスは、「感染しても、症状に現れない場合が多く、現れても、かぜまたはインフルエンザ程度のもので、重症化するのは、高齢者か、もともと持病があったり、免疫力を弱らせている場合」だと述べました。
要するに、ウイルス自体が直接重い症状をもたらすというのではなく、何らかの理由で、既に免疫等の体の機能が弱っている場合に、そこをついて、それを拡大させることによって、大きな症状をもたらすような性質のものということです。
実は、大分前になりますが、宇宙存在のバシャールが、コロナウイルスということではなく、ウイルス一般の性質として、そのあたりのことを見事に説明することを述べていますので、それをあげてみます。(『未来人に教えてもらった病気の秘密』おのころ心平×バシャール著 Voice)
「ウイルスにはインテリジェンス(知性)があり、すでに免疫系を弱くしている要因となっているものの波動をまねします。いってみれば、元からある原因となっている原因にただ乗りしているのです。その結果、ウイルスは少ない労力で人の免疫系を抑圧し、そのことで体内のより多くのエリアに蔓延することができるのです。
だからこそ、何によって免疫系が弱っているのかを知る必要があります。たとえば毒素なのか、ストレスなのか、あるいはその複合なのか、あるいは別の理由なのかがわかると、逆に、身体にとって必要なものがわかります。すると、ウイルスはあまり効果を発揮できなくなります。」
繰り返しますが、新型コロナウイルスだけでなく、ウイルス一般にこのような性質があるということです。その意味では、新型ウイルスは、特殊なウイルスというよりも、本来のウイルスの性質、本質を、より露にしているウイルスということができると思います。
そして、このように、内部の元々弱まっている部分に働きかけて、それを増幅させ、拡大し、外に現すことによって、混乱や問題を起こさせるというあり方は、これまでみて来たとおり、まさに「捕食者」のあり様そのものです。その意味でも、ウイルスには、「捕食者との本質的類似性」があるといえます。
それは、ある意味で言うと、我々の気づかない内部の問題(原因)を、外に取り出すことによって、「見せてくれる」ものとも言えます。それに対処することができれば、捕食者にしても、ウイルスにしても、「あまり効果を発揮できなく」させることができるということです。
さらに、新型コロナウイルスでは、「サイトカインストーム」という免疫の暴走反応が引き起こされることが知られています。本来、侵入した異物を攻撃すべき免疫機構が、暴走し、自分自身の細胞を攻撃してしまう現象です。
バシャールは、さらに、これは、リウマチ等の自己免疫疾患について言われたものですが、この、ウイルスによる免疫の異常反応についても言えるはずのことで、注目すべきことを言っています。それを、あげてみます。
「自己の内側では自分自身に対する抵抗があるために、ウイルスやバクテリアという日和見的な病原体に抵抗するエネルギーが不足するのです。
自分が真実であると思い込んでいる観念を維持するためにエネルギーをたくさん使うので、自分の免疫系に回せるエネルギーの量が減り、その結果、免疫系が弱くなり、外の病原菌に対して弱くなるのです。」
「つまり。免疫系は、免疫系にエネルギーを送ってくれない<あなた>を攻撃して、<わたし(免疫系)>に必要なエネルギーが流れてくるようにしようとしているのです。
別の言い方をすると、<あなた>がものすごく調和に欠けた状態なので、<あなた>自信が病原体のようになってしまっているのです。しかも、どの病原体よりももっとも優先度の高い病原体と認識され、免疫系に攻撃されるのです。」
最後の、「免疫系に自分自身が<病原体>と認識されて、攻撃される」というのは、かなり衝撃的な言葉ですが、自己そのものが攻撃されるということに、「内部的な理由」があるとすれば、やはり、そういうことになるのでしょう。
これも、ウイルスそれ自体が引き起こしているというよりも、ウイルスが「内部的な原因」をついてくるということで、起こっているということがポイントです。
バシャールがあげているのは、「自分自身に対する抵抗」あるいは、それとも関連して、「自分が真実であると思い込んでいる観念を維持するためにエネルギーをたくさん使う」などの「不調和」の状態です。
最後に、病気または災害全般についても、バシャールらしく、ポジティブな意味を述べていますので、それもあげておきます。
「病気、あるいは災害を生き延びてきた人は、なんらかの形で、必ずその前より強くなっています。その結果、人類の進化に貢献するわけです。」
「奇跡的な治癒を果たした人は、かかる前とはまったく別人になります。治った後は、一度もその病気になっていなかった別人になるのです。」
私も、統合失調状態を「くぐり抜け」て、前の自分と100パーセントではないですが、多くの面で、「別人」になったと感じています。相変わらず、「どうしようもない」面が存続していることに気づいて、愕然とすることはありますが、それも一時的なもので終わることがほとんどで、概ね「変化」したといえると思うのです。
« 「捕食者好み」のウイルス | トップページ | 「MIB」/「集スト」と「想念形態」 »
「文化・芸術」カテゴリの記事
- 米国防総省、UFO・宇宙人の可能性否定せず関心を存続させる(2024.11.21)
- 「雷」に「力」をみる、「カミ」をみる(2024.10.05)
- 「お代」の「声が聞こえる」若者についての言説(2024.09.08)
- 人類学で、近代社会の常識を「ひっくり返す」 (2024.08.30)
- 「かの始めのとき」と「無意識」(2024.08.16)
コメント