「捕食者好み」のウイルス
捕食者とウイルスの、本質的な類似性については、このブログの最近の記事でも、また、『オカルトの基本を学ぶ』の『「捕食者の心」と「ウイルス」』という記事でも、述べています。
それにしても、現在騒がれている、新型コロナウイルスは、格別に「捕食者好み」のウイルスということが、言えそうです。
捕食者は、それ自体の作用というよりも、人間に、実体のはっきりしない、曖昧な現象を仕掛けて、自ら、想像力とイメージを膨らませることにより、恐怖と不安に陥らせて、そこから抜け出られないような事態を創出することを好むことは、何度も述べたとおりです。
それは、「統合失調状況」においても、「集団ストーカー被害状況」においても、典型的に、みられることでした。
ところが、今回の、コロナウイルス騒動にも、この要素が、存分に発揮されているとみられるのです。
もともと、ウイルスは、「目に見えない」もので、どのように感染し、どのように作用するのか、実体の見えにくいものではあります。しかし、今回のコロナウイルスは、これまでのウイルスに比しても、より実体のはっきりしない、曖昧なものといえます。
感染しても、症状に現れない場合が多く、現れても、かぜまたはインフルエンザ程度のもので、重症化するのは、高齢者か、もともと持病があったり、免疫力を弱らせている場合です。(※1)
それ自体は、大したことがなく、騒ぎ立てるほどのことはないはずなのですが、今回は、様々な要素が絡んで(※2)、不気味な恐怖が膨らまされ、割とスムーズに、騒動に結びつけられていると思えるのです。また、収束しそうで、なかなか収束せず、長い間、じわじわと、実体のはっきりしない恐怖を醸し出し続けています。
もちろん、マスコミや政府機関、御用学者等の煽りの影響は大きいし、そこには、それぞれの思惑もあります。しかし、その背後には、捕食者の働きかけも大きくあり、それと相まって、元々、このウイルスの性質自体にも、「捕食者好み」の恐怖を煽らせる面が、多分にあると思うのです。
かつての、ペストや天然痘のように、強力で、はっきりした症状が現れるものも、もちろん、強烈なインパクトがあり、多大な恐怖をもたらします。しかし、それは、ある意味、「見たまま」、「そのまま」のものであり、そのとおり受け止めて、できる対処をするしかないものです。また、その恐怖は、「それ自体」がもたらすものなので、捕食者が、殊更作り出したものとは言えません。
ところが、今回のコロナウイルスは、一定の感染力はありますが、その症状はまちまちであり、はっきりしません。健康に自信がある人は、気にしないでしょうが、そうでない人は、不安になってもおかしくないものです。時代的、社会情勢的には、健康に不安な人が多くいるのも、不思議ではない状況です。
感染しても、症状に現れない人が多くいるということは、そこら辺の、普通に道行く人が、感染者かもしれないということでもあります。あるいは、自分自身も、症状に現れないでも、感染者として、人に移してしまう可能性があるということです。特定の症状に現れている人を、隔離すればよいというような、分かり易い対処の仕方では済まないものがあります。
それ自体が、大したことはなくても、人によっては、また長い間続く状況では、不安を駆り立てる要素には、事欠かないということです。さらに、そこには、ただでさえ人との関係にストレスを抱えている人を、ますますギスギスさせ、争いや疑いの種をもたらす要素が多くあります。マスクの着用や自粛の働きかけは、ますますそのような要素を、強めることになります。
実際、ストレスが免疫を弱めること、既にみたように、ウイルス自体も、恐怖の感情を自己増殖の促進材料にしていると考えられることからすると、そのような、不安や恐怖を駆り立てられること自体が、このウイルスが収束することなく、威力を発揮し続けることの、要因となっていることをうかがわせます。一種のループを形成しているということです。
その意味では、「集団ストーカー」という観念を広めて、人を疑心暗鬼に陥らせ、地獄的な事態から抜け出せなくすることと、非常に似たものがあります。
このように、それ自体は大したことなくても、人間自身の想像力に訴えかけることで、恐怖と不安を拡大させ、収拾のつかない事態を作出させてこそ、捕食者自身が、特別にもたらした事態と言えるのです。それは、捕食者の自己顕示欲を刺激するという意味でも、「捕食者好み」の事態です。あるいは、人間自身の「愚かさ」を殊更に拡大して、現出させているという意味で、「愉快」なのでもあるでしょう。
もちろん、そのもとには、捕食者自身が、人間から発する、ネガテイブな感情エネルギーを継続的に収奪するという、本来の目的があります。その目的によく適うという意味では、このウイルスは、「進化形」なのかもしれないということです。
※1 この点については、 バシャールにも、新型コロナに限らず、ウイルス全般に共通する本質的な作用として、述べたものがあります。が、それは次回にとり上げることにします。
※2 ウイルスの発生が、武漢という、中国の振興の都市で、レベル4のウイルス研究機関のあるところだったことも、影響しているでしょう。あるいは、コウモリのような野生動物が、食用として売られているところという、「野蛮」なイメージも影響しています(北京や上海というメジャーな都市だったら、もう少し違ったイメージだったかもしれません)。結果として、一地方だけでなくて、世界的に広まっていることも、大きな理由です。その他、様々な「イメージ的要因」が重なっていると思われます。
最近のコメント