« 「統合失調症的状況」での「知覚」の場合 | トップページ | ダスカロスの「統合失調症論」との関係 »

2011年10月20日 (木)

「声」発生のメカニズム―図

  Photo_2
以上これまで述べたことを踏まえて、「統合失調症的状況」において、最も典型的と思われる「声の発生のメカニズム」について、図にしてみた。

結局、「統合失調症的状況」において聞かれる「声」というのは、「本人の内心」と「霊的存在の影響」とそれに対する「他者の(無意識的)反応」という、三者が絡み合って生じたものと解される。

ただ、これが、「みかけ」では、「他者」の発する「声」という面しか「見えない」ので、それを単純に、その「他者」によるものとみなしてしまうと、「迫害されている」などの「妄想」が生じてしまうのである。

私は、実際には、「霊的存在」そのものによる「声」や、「他者」そのものによる「声」(としか思えないもの)も聞いているので、「声」のすべてがそうであるということではない。

しかし、人が典型的な「妄想」に陥りやすいような「声」というのは、まず、この三者の絡み合いで生じていると解して間違いないと思う。

そして、「みかけ」に反して、そこで大きな影響を与えているのは、「本人の内心」と「霊的存在の影響」の場合が多いと思われる。だから、「見極める」というのは、結局、その「みかけ」に囚われず、その背後にある、これらの要素について、注意深く「目を行き届かせる」ということなのである。

« 「統合失調症的状況」での「知覚」の場合 | トップページ | ダスカロスの「統合失調症論」との関係 »

精神医学」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/575359/53035487

この記事へのトラックバック一覧です: 「声」発生のメカニズム―図:

« 「統合失調症的状況」での「知覚」の場合 | トップページ | ダスカロスの「統合失調症論」との関係 »

新設ページ

ガジェット時計Part11(光る玉・バージョン) - ガジェットダウンロードするなら、ガジェットギャラリー
2017年4月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            
無料ブログはココログ